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起業するということ⑰

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1980年1月から大学入試が始まった。高校3年の

夏まで運動部でインターハイを目指していたた

め、実質9月から受験勉強を開始。

当然、教科の多い国立大学は間に合わない。私立

の3教科でも、社会科系の暗記物は間に合わない。

そこで考えたのが、数学で受験できる文系の大学

の学部を調査し、受験すること。

意外と商学部や文理学部などいくつか見つかった。

福井の同級生はほとんどが大阪、京都の大学を受験

したが、私は東京を目指した。日本の中心に行きた

かったからだ。そして2月、合格通知が届いた。

大して勉強もしていなかったため、受からないだろう

と予測し、美容師の専門学校を探していたのだが。

1980年4月、武道館での入学式を終え、晴れて東京

での一人暮らしが始まったのだ。⑱につづく。

起業するということ⑯

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少し昔を振り返ってみて、なぜ独立しようと思った

のか、いつ頃からそう思い始めたのか、について記

してみる。

子供のころの私は、だれよりも手を挙げて、先生に

あてられることを喜びとしていて、あてられてから

前に出て黒板に書きながら答えを考える、という

子供だった。長い計算式でも結局は正解にたどり着く

という不思議なところがあった。

母がよく言っていた「先生から、〇〇君は学級委員長

推薦にいつも名前が上がるのに、いつも2番目です。」

「もっとまじめにやるように言ってください。」と

言われたと。

高校の時は担任の先生に「〇〇部の監督から相談を

受けた。下級生が皆〇〇先輩が一番うまい、と言って

いるのに、まじめに練習しないので困っている。」と。

このように何故か世間を斜めに見ていて、ふざけて

ばかりの大バカ者だったのだ。ただ、小学校の担任

からは「この子は将来、大物になる。」と言われたと

母が言っていた。子供のころから何故か厭世的で、

小林秀雄に憧れているような変わった子だったのだ。

そして大学受験の時を迎える。 ⑰につづく。