組織について考える⑨
		
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会社の経営者候補には、経営者候補の市場があり、
業務を熟知している生え抜きの会社員が出世して
行くケース以外の、独特の選び方がある。
それくらい、会社員と経営者では物の見方、考え方
が違って感じる。若い時から帝王学を叩き込ま
れている創業家の跡取り社長は,なおさらである。
私は会社組織に25年、経営者となって15年という
経験をもとに考えた場合確かに180度違って見える
しかも経営者は孤独で、経営者同士では分かり合
えるため、そういう集まりが多くなる。ステージが
違ったレベルでの付き合いが始まるわけで、まった
く、会社員が居酒屋で会社の愚痴で盛り上がる飲み
会とは違う世界が,そこに存在するのだ。
そして、そこで勘違いをして鼻高々になって、他人
を見下していく人間と、さらにこうべを垂れて、
謙虚に社会や組織を良くしようと努力する人間と
に分かれていくものだと感じている。⑩につづく
 
						
 
	
		起業するということ⑨
		
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 3番目に、研究会での経験や、重要案件での実績を
もとに行ったのが、国への認定の申請だった。
 商工会議所へ今後の事業計画の相談に行ったところ
経済産業省「新連携事業計画」に申請してみたら、
と言われ、実績や高品質、脱炭素産業、カーボンニュ
ートラルな社会の実現、を申請書に書き込んで応募し
たのだ。そして運よく採択。このひとりで経営してい
る小さな企業が、経産省の認定を取得した、という
ことで、日本経済新聞、福井新聞、日刊県民福井が
こぞって写真入りで大きく掲載していただき、一気に
知名度、信用を勝ち得ることに成功したのだ。当時の
日経新聞福井支社長が、わざわざやってきて、「あな
たは霞が関のご出身ですか?」と聞かれたものだ。
 そのくらい奇跡的なことだったが、この認定により
新たな道が開かれていった。   ⑩につづく