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組織について考える 最終回

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組織の中に居れば、おのずと制約も多く、時には

息苦しさも感じる。かといって、組織を離れ

一匹オオカミ(一匹ヒツジ?)となると、ますます

世間の風は冷たい。なので私が思うに、組織の中で

何とか生きていける人は、少々の我慢をしてでも

組織の傘に守ってもらうのが賢明だと思う。ただ、

だいたいは大きな組織であればあるほど、個人の力

は削がれていき、組織を離れるころには、ボロボロ

になってくたびれた人間になっていることが多い。

組織を飛び出して、自由奔放にやりたいことを

やる、というのは簡単だが、起業後3年で倒産

する企業が5割という恐ろしい現実がある。

ただ、世間の荒波に一人で小さな船をこぎだし、

航海していく途中で見る景色は、明らかに雄大

でダイナミックで、その船長の人生を変えて

くれるし、生きている証を直に実感できる

素晴らしいことなのは間違いない。だから、

勇気を持ってチャレンジしてほしい。

組織について考えるは、今回にて最終回。

今後は「起業するということ」に集約。

長い間、ありがとうございました。

起業するということ⑪

/仕事

そして順調に信用力を深め、取引先も広まってきた

ころに、突然世の中がコロナ渦一色となっていった。

相手との対面営業を主として、信用で売ってきた

私にとっては致命的な一撃となった。

役所や設計事務所へ行っても面会できない、それど

ころか、玄関に入ることすらできない状況だった。

当然、売り上げは最低となり、このまま利益が出て

いるうちに、事業をやめてしまおうか、と思うこと

もあった。その一方で「こんなに楽しくて面白い

こと、辞められるわけがない。」とも思っていた。

これは本能的なもので、自分がいかに起業家として

事業を広めていくことに夢中になっていたか、それ

が生きる喜びであったかを、コロナ渦のなかで、

改めて、気づかされたのだった。

そして私は次の行動に出たのだった。⑫に続く