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起業するということ⑥

/仕事

展示会に出展した3年目のある日、昼食でブースから

席を外して戻ってきたときのこと。ブース内のテーブ

ルに1枚の名刺が置かれていた。

そのには福井県土木部の方の名前が。ただ初めて目に

する名前だった。ボールペンでメモ書きがされていて

「福井県木材利用研究会」に入会しませんか、との文

字すぐにメモに書かれた電話番号へ電話してみた。

「小澤さんは技術士の森林部門を取得されているの

ですね。その専門知識を研究会で生かしてみません

か」とのこと。行政や大学、コンサルの多い研究会

への入会依頼だった。そして、あいさつもそこそこ

にマーベルウッド事業の講演を頼まれたのである。

           ⑦につづく

組織について考える⑤

/仕事

組織は大抵の場合、社長がいて、専務がいて、常務が

いて、というようにカースト制度のようなピラミッド

型の組織だ。20代、30代の働き盛りの会社員にとって

上司からの管理が最大の悩み、ストレスだろう。

 私の感覚では、優秀な社員は全体の5%いるか

いないかの世界。自分の上司が優秀で模範になる

人物の確率は非常に低い。ということは、会社員で

いる限りは上を目指さなければならない。自分の

裁量の自由度を上げるためだ。あるいは、自分の

得意技で独立するしかない、と考えた。それほど

仕事に忙殺され、上から管理される理不尽さは、

組織人ならだれでも経験があるはず。でも、私は

簡単に組織を退職して独立しろ、とは言わない。

         ⑥につづく