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起業するということ⑦

/仕事

 それは「福井県木材利用研究会」という、福井県、

市の職員、大学、高専、研究機関の方々、設計コンサ

ル、森林組合や木材企業、ゼネコン、資材メーカー

の方など、50名ほどの木材の利用拡大について

集まった、有力な県内木材関連の団体であった。

 声をかけてくださった県の方は、展示会での木製品

パネルを見て、気になっていたのだという。たった

ひとりで運搬や設置作業に汗を流している姿を、世の

中の誰かが見ていた、ということ。この会への入会

と講演によって、一気に流れが変わっていった。

       ⑧へつづく。

組織について考える⑥

/仕事

 確かに組織の中は息苦しく、理不尽な思いをするこ

とも多い。その反面、特に30代のころは会社組織に

助けられることが多かった。

 社会的信用、潤沢な資金力、大手企業とも多くの

仕事をさせていただいた。若い社員にとっては、

外部の人たちから受ける影響が、成長に直結する。

特に財閥系企業の業務推進のプログラムや、人事

考課の考え方、会社への忠誠心、など、今の自分

に大いに役立っている。会社の規模や格によって

取引する企業も決まってくる傾向にある。

結構、外部に仕事の師匠のような人がいたものだ。

そのような経験を積んでから、組織に残るか、

出て自ら事業を立ち上げるかを判断したほうが、

正しい選択ができるように思う。 ⑦につづく