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組織について考える⑩

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特に創業者として、事業を軌道に乗せて、マス

メディア等で取り上げられると、周りからもちや

ほやされて有頂天になる人が多い。なにしろ、

創業後3年で5割の企業が消えていく厳しいビジ

ネスの世界で、新たな事業を成功させることは、

確かに賞賛に値すること。片町で飲み歩き、高級車

やマンションを買いまくった人も知っている。

勝って兜の緒を締めよ、とばかりにさらに謙虚に事業

に取り組んでいく人も知っている。会社や組織は、

その社長や代表の器以上には、大きくならない、

といわれる由縁である。要するに、どこに事業拡大

、発展の意味を持たせるのか、何がゴールなのか、

をはっきりと認識し、邁進できる人こそ、高い頂

に到達できるのだと思う。自分自身が組織を飛び

出し、新たな組織を作ろうとする場合、そのゴール

は、私利私欲を離れ、人類共通の幸福感を満足させ

るものでなければならない、と思っている。組織に

かかわるステークホルダーのすべてが、地球環境も

含めて、「よかった」と思える組織体としての会社

こそリテラシーの高い集団として、発展していくの

のだと思う。    ⑪につづく

組織について考える⑨

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会社の経営者候補には、経営者候補の市場があり、

業務を熟知している生え抜きの会社員が出世して

行くケース以外の、独特の選び方がある。

それくらい、会社員と経営者では物の見方、考え方

が違って感じる。若い時から帝王学を叩き込ま

れている創業家の跡取り社長は,なおさらである。

私は会社組織に25年、経営者となって15年という

経験をもとに考えた場合確かに180度違って見える

しかも経営者は孤独で、経営者同士では分かり合

えるため、そういう集まりが多くなる。ステージが

違ったレベルでの付き合いが始まるわけで、まった

く、会社員が居酒屋で会社の愚痴で盛り上がる飲み

会とは違う世界が,そこに存在するのだ。

そして、そこで勘違いをして鼻高々になって、他人

を見下していく人間と、さらにこうべを垂れて、

謙虚に社会や組織を良くしようと努力する人間と

に分かれていくものだと感じている。⑩につづく