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カテゴリー:仕事

起業するということ③

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 中小企業白書によると、起業して5年後には6割以上の会社が市場から退場して

いるのだそう。レッドオーシャンといわれる厳しいビジネスの社会。世間では

当たり前のように、そういわれるが本当にそうだろうか。私の実感としては全く

そう感じたことがない。

 企業や団体の後ろ盾がなくなったとたんに、手のひらを返したように冷たく

あしらわれた、などという話をよく聞く。私の場合はどうだったか。まったく

人間関係においては変わりなかった。がしかし、小資本で業歴の浅い会社が

社会的な信用がないのも事実。独立した勇気を買ってくれる取引先は多かったが、

会社の与信管理上、取引が大幅に制限されるケースはあった。いわゆる、

営業力はあっても、材料を仕入れる金額や数量に制限が付けられたのだ。

1000万円の案件を受注できたのに、材料の仕入れが制限されて

500万円の受注分しか仕事ができないジレンマがあった。

それである戦略を考えた。    ④につづく          

組織について考える②

/仕事

私の場合も、北陸では最大手の商社という組織の中で多くの

時間を過ごしてきた。仕事上の取引先は、商社の立場上、

大手メーカーが多かった。北陸で商品を売りたい会社は

必ず最初に声をかけてくれる商社だったため、H製作所、

M電機、M金属など錚々たる財閥系企業との取引が多かった。

仕事を通して、それぞれの組織の特徴、違いをいやという

ほど味わってきた会社員時代であった。 ③につづく