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起業するということ④

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 起業してから1番苦労したこと、それは「信用」。

「信用」はすなわち、資金力であり、社歴であり、知名度。

開業3年目までは、その現実にどう立ち向かうか、

その対策を練ることが仕事の中心でもあった。

 まず、社会的信用を得るために3つのことを決心した。

1,国や県の展示会や会合への積極的な参加。

2,国や県の認定事業、支援事業に採択されること。

3,国や県の代表的な公共事業で、受注実績を作ること。

この3つを徹底的に実践していった。    ⑤へつづく

 

起業するということ③

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 中小企業白書によると、起業して5年後には6割以上の会社が市場から退場して

いるのだそう。レッドオーシャンといわれる厳しいビジネスの社会。世間では

当たり前のように、そういわれるが本当にそうだろうか。私の実感としては全く

そう感じたことがない。

 企業や団体の後ろ盾がなくなったとたんに、手のひらを返したように冷たく

あしらわれた、などという話をよく聞く。私の場合はどうだったか。まったく

人間関係においては変わりなかった。がしかし、小資本で業歴の浅い会社が

社会的な信用がないのも事実。独立した勇気を買ってくれる取引先は多かったが、

会社の与信管理上、取引が大幅に制限されるケースはあった。いわゆる、

営業力はあっても、材料を仕入れる金額や数量に制限が付けられたのだ。

1000万円の案件を受注できたのに、材料の仕入れが制限されて

500万円の受注分しか仕事ができないジレンマがあった。

それである戦略を考えた。    ④につづく