起業するということ㊴
/仕事

「独立して良かったと思うか?」ともよく聞かれる。
「独立したほうが100倍楽しい」と答えている。
私は支援機関をだれよりも多く活用している。
人一倍、寂しがり屋で一人で会社にいて考えて、
事業計画書や月次会計処理などを黙々とできるほど
立派な人間ではない。話し相手や相談相手がいない
ととてもやっていけない人間なのだ。そこで、国の
中小企業基盤機構、JETRO ,JICA,INPIT,福井県など、
ありとあらゆる公的機関に声をかけて、事業計画の
認定を取って、各支援機関の伴走支援、ハンズオン
支援、専門家派遣を行ってもらい、ワイワイガヤ
ガヤしながら、まるで弊社の社員のように扱って
楽しく会議をして事業を進めてきた。なので、
これから起業しようとする人には是非、この方法を
お勧めする。いろんなアイデアや意見を言ってくれ
るし、何しろ寂しくない。なので難易度の高い国の
認定計画など、なんの苦も無く作成し、審査を
通してきた。事業を進めていく会議程楽しいもの
はないのだ。しかもすべて自分が決定権者なのだ。
そのおかげで、50人以上のコンサルさんや専門家
呼ばれる人たちと仕事をしてきた。大手商社や
大手メーカーの管理職経験者、中小企業診断士
デザイナーや大手コンサル会社の人、などさま
ざまな方がいた。ある時、あるコンサルの方に
「これだけ経営や業界の専門知識をお持ちなら
ご自分で独立して起業したほうが、収益が上が
るのではないですか。」と聞いたことがある。
そして、そのそのコンサルの答えに驚かされた。
㊵に続く