組織について考える③
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会社には社風というものがある。不思議なもので、その会社の社員には共通の
空気感のようなもの感じるのだ。おそらく、社員研修や上司や先輩社員から、
飲み会や業務の中で常に教え込まれる仕事の仕方、取引先との接し方等を、
日常からすりこまれているからだろう。
私の会社員時代は、毎朝、「鬼の10則」を合唱させられた。いわずと知れた
電通・吉田社長の作成した会社員の心得である。
私は20代のころから毎朝、大きな声でこの10則を唱え続けていたせいで、
その言葉が体内に刷り込まれている。今でも営業の大事な場面では、
その一言一句が脳裏をよぎる。振り返ると、もう完全にそのままの生き方を
してきてしまっていることに驚かされる。
そういう社員が集まっている会社は、自然とそういう組織の色が
ついてくるのだろう。組織の怖さも感じるのだが・・・ ④につづく