起業するということ⑯
/未分類

少し昔を振り返ってみて、なぜ独立しようと思った
のか、いつ頃からそう思い始めたのか、について記
してみる。
子供のころの私は、だれよりも手を挙げて、先生に
あてられることを喜びとしていて、あてられてから
前に出て黒板に書きながら答えを考える、という
子供だった。長い計算式でも結局は正解にたどり着く
という不思議なところがあった。
母がよく言っていた「先生から、〇〇君は学級委員長
推薦にいつも名前が上がるのに、いつも2番目です。」
「もっとまじめにやるように言ってください。」と
言われたと。
高校の時は担任の先生に「〇〇部の監督から相談を
受けた。下級生が皆〇〇先輩が一番うまい、と言って
いるのに、まじめに練習しないので困っている。」と。
このように何故か世間を斜めに見ていて、ふざけて
ばかりの大バカ者だったのだ。ただ、小学校の担任
からは「この子は将来、大物になる。」と言われたと
母が言っていた。子供のころから何故か厭世的で、
小林秀雄に憧れているような変わった子だったのだ。
そして大学受験の時を迎える。 ⑰につづく。